思春期の頃 教師も親も嫌いで
なんのために勉強してるのかまったく分からなくて
ずっとイライラしている よくあるタイプの「反抗期」だった
僕には「ひきこもる場所」がなかった
どこにも居場所がなくて 仲間もいなくて
それでも よく家出をしていた
その頃 尾崎豊はすでにいなかったし
ブルーハーツも解散していたけれど
イヤホンで彼らの音楽を聴いていた
僕は「ひきこもり」だったことはないけれど
それほど遠くない環境だったような気はする
「やりたいこと」と「やらされていること」がちがう
連立方程式も16世紀のルターも 撮影や編集とは関係ない
趣味のわるい服装の教師に 制服のボタンをはめろと怒られる
徒競走は負ける 女子にはモテない 自分でも存在価値がわからない
あの頃 動画制作って かなり日陰の存在だったし
教室の隅っこで漫画描いてる子と一緒で 陰キャラだった
◆
僕は今でこそ 動画制作会社の社長しているけれど
こんな青春だったので ずっと自分に自信なかった
たくさんの人と関わって たくさんの動画を作って
5年かけて すこしずつ自分の価値が分かってきた
スポットライトを設立した理由について
今はまだしっかりと言葉に整理できていないのだけど
誰にも認められなかった僕が
ゆっくり承認されていった体験を
誰かに伝えたいのかもしれない
※成功まではまだ遠いけれど…
たとえ部屋の隅っこにいても
ひとりぼっちだったとしても
強く生きることはできるから
記 杉浦昇
——————————————————–
NPO法人スポットライト
〒474-0074
愛知県大府市共栄町9丁目11-7
0562-57-4409
info@spotlight.or.jp
https://spotlight.or.jp/
★ひきこもり・ひとり親(シングルマザー)など
WEB×動画×在宅ワークの就業支援のNPOスポットライト